自らの免疫機能を高める「予防医学」の重要性
日本は長らく、国民皆保険制度により受診者の医療費負担は3割で済み、
「誰もが平等に医療を受けられる国」として保たれてきました。
しかし、前述した医療費の急激な増加により、
こうした医療保険制度は今崩壊の危機に瀕しています。
日本では病気や怪我が起きてから治療するという考え方がまだまだ主流であり、
病気や老化をあらかじめ予防するといった考えはまだまだ根付いていないのが現状です。
これからは、薬や保険に頼ることなく、
自らの免疫機能維持や細胞機能を高めることによって自分の健康を自分で高めていく時代です。
そうして増大する一方の医療費の削減に協力することが、今や最大の社会貢献といっても過言ではないのです。
フレイルをご存知ですか?
フレイルとは「加齢により心身が老い衰えた状態」
のことを指します。
一般的に「介護状態になる手前」の段階であり、
歩行速度の低下や体重の減少などが見られます。
「フレイル」への対策は、要介護状態にならないための予防として今注目されています。
増え続ける要支援・要介護者
要支援・要介護者は年々増え続けており、
国の医療費や介護保険費の負担は深刻なものになっています。
「健康な段階」と「支援が必要な段階」の中間にあたるフレイルへの対策をすることで、
要支援状態にならないための予防をすることができます。